台湾初心者の戯言

台湾の大学を卒業した日本人が、日本社会の荒波に揉まれていくさま

久々の海外

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半年ぐらいぶりに海外旅行してきた。

台湾ももちろん海外だけど、実際1年の7割ぐらいを生活してるのであんまり海外にいる感はないと常日頃から言ってることである。

今回は上海に行ってきた。中国に行くのは今回で2回目だけど、前回は香港経由で陸路で数時間だけ行った深圳だったので、ちゃんと行ったのは今回が初めて。

上海に行った理由だけど高校時代に知り合った上海人の友達が2人いて、彼らからの猛烈な上海来い来いアピールがあったので(?)今回行ってきたという感じ。

 

結論から言うと結構楽しい場所だった。

去年末に深圳に行った時、中国って良くも悪くも想像通りな場所だなって感想しかなかった。

慣れてないのもあるかもだけど、すごく重苦しいというか息苦しい感じが強かった。

けど上海には、深圳ほどそういう感覚はなかった。

上海は国際都市で、日本人含め外国人がたくさんいるから余計にそうなのかもしれないけどね。

 

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楽しかった点は色々あるんだけど、まず飯がおいしかった。

これは友達の家に招いたいただいた時に頂いた昼食なんだけど、やっぱり中華料理ってのは中国で食べるのが一番おいしいんだなと思った。

台湾も一応中華文化圏内とはいえ、所謂ポピュラーな中華料理とはまた違う料理なので、最近あんまり中華料理を食べていなかったので、もうおいしくておいしくて。

 

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あとは街並み。

ここは何て言う場所か忘れたけど、かなり中心街だと思う。

上海ってかなりの勢いで一気に開発が進み数年経てば全然雰囲気が違うらしく、確かに街中もでかいビルばかりだったんだけど、結構場所ごとの街並みのキャラクターがはっきりしてて、こういうメリハリのある街は好きだなあと思った。

台北は面積が狭いのもあるが、割と永遠とおんなじような雰囲気だからちょっと飽きてしまうので、上海のこういうところはいいなと思った。

 

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最終日はなにも予定がなかったので、1人で昼間からビール探しの旅に出ていた。

月曜日でどこも休みだったんだけど、アメリカのStone Brewingのレストランが上海にあることを知り、そこで昼間からビールを飲んできた。

結構おしゃれな場所にあって、台北にもこういう場所がほしいなあと思った。

 

今回は市の中心にしか行ってないので、もし次に行く時はもっといろんな場所を回りたいと思う。

10月にまた行く用事があるけど、その時多少回れる時間があればいいなあ…というところ。

 

なんか最近文章を書ける余裕がなくて、すごく適当な記録になってしまった。

いろんなことに切羽詰まってるのか、あんまり文章を使う方に頭が回らない感じ。

多分そのうち書きたいことが出てきたらまた書く。

 

ウンジャラゲ

ウンジャラゲ

 

 

Hsiao-Jen.

 

トウキョウ

f:id:Hsiao-Jen:20190517013526j:plain気づけばしばらくブログを書いてなかった。

書きたいことはたくさんあるんだが、ちょっと台湾でやることがたくさんあったり、前からずっと言ってたように日本に一時帰国してたりしてて、なかなかブログを書く時間がなかった。

 

敢えて近況を書くとしたら、やっぱり今期は「行政法」に追われてる。

というか悩みの9割はそれ、ぐらい行政法が結構厳しい。

でもやらなきゃいけないのは行政法だけじゃないし、今直近でやらなきゃやらないといけないことは、人の家の不動産鑑定を行ってそれの報告書を作らなきゃならないので、一つのことで色々言ってられない。

ただ忙しい時ってのは、真面目に向き合ってれば体の限界を超えなきゃあっという間にすぎてしまうので、とにかく目の前のタスクを潰しつつ、自分がやらないといけないことを明確にしようと思う。

 

台湾でどうのこうのって話をずっとしててもしょうがないというか、いつも同じようなことばっかり書いてしまうので、たまには自分の趣味の話をしようと思う。

今回日本に一時帰国した理由はいくつか理由があるんだけど、一つに台湾で大量に注文してたCDたちが実家にたくさん届いてたからそれを開封しに行く目的もあったりした。

というわけで、今日は趣味の話全開でいく。

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ジャパニーズ・カルチャー

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また1週間が始まろうとしている。

いま日本はGWで、そろそろ平成が終わるとかそういう実感は一切ない。

別にいつも通りの日常である。

学業面も相変わらずダメダメ、行政法に魘される日々が続く。

先週の授業でやっぱり当てられて、それに対して相当アホな答えをしてしまい、もうその日の残り2時間半の時間はずっとずっと沈んでいた。

1+1は?って質問に対して、テンパって10って答えたようなものである。

なんかもう悔しいとか辛いとかそういう感情の全てを通り越したって感じ。

他の台湾人の学生は、わからない問題は黙ってやり過ごしてたし自分もそうすべきだったんだろうかと、今少し思った。

けどプライドだけは一丁前に高いから、自分の勉強不足を責めたほうが気持ち的には納得がいく。

 

プライベートはうって変わって割と充実していた。

日本で働いている台湾人の知り合いが、出張でしばらく台湾に戻ってきてたからご飯に連れてってもらったり、あるいは思いつきでぷらっと中和の華新街(ミャンマー街)に行ってみたりと。

自分なりに自分のペースを最低限保てているうちは、向上心は途切れないと信じているから、プライベートにもしっかり気を配っていきたい。台湾生活の中では特に。

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長く深い霧のなかで

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1教科だけの期中考が終わった。

実際はもう1教科あるけど自分がちゃんと勉強すれば点数を取れる教科なので、あんまりストレスはない。

今学期は必修3つのうち2つが期末しかやらない授業なので、中間にかかるプレッシャーは幾分か少ない。

とは言えその分期末の一発勝負になるので、それもそれで決して気分は良くないけどしょうがない。

そもそも本来期中考は学校の規定だと来週やるはずなんだけども、教授が来週から2週間アメリカに行くから、それ故に先週やったんだと。

次の2週分の授業どうするんだろう、また教授の旦那さんがきて授業やるのかな。

すごいよね、教授の旦那さんが学校来て授業やるって。

一応他大学で同じ領域研究している教授らしいし、大学から博士までずっとうちの大学にいたらしいけど、とは言え今は他の大学の教授やってる人が、臨時で授業をやるってのは台湾のそう言うところに関する寛容さが、悪く言えばフリーダムさ全開なところが如実に表れてると思う。

 

これを書いているのは、月曜日の朝3時。

ほんとは寝なきゃいけないんだけど、何故だが今日は眠たい気分がなかなかこない。

ストレスというよりかは、連休前のような焦慮感がないせいだろうか。

気温の上昇とともに、この間までのメンタル辛め期間はなんだったんだろうかってぐらいに落ち着いた。

なので最近思ってることを、ここに書きなぐって満足してから寝ることにした。

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Insomnia

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なんかもうダメかもしれない、久々に鬱が戻ってきたかもしれないどうしようどうしよう。

久々にこういう気分になった。

ただいま清明連假と臨時休講により、絶賛ほぼ10連休中。

ただ休み明けがすぐ中間テストということもあり、全然気分は晴れやかじゃない。

勉強しなきゃいけない。

いつもこういう時に限って調子が悪くなる、台湾に来てからはずっとこんな感じである。

大昔にいったかもしれないが、自分は大体小学校3年生ぐらいから台湾に来る1年ぐらい前まで、ずっとずっとうつ病だった。

随分長いこと薬飲んでて結局最後にいい先生と薬に出会い、ある時から自発的に薬をやめてしまった。

それからもう随分たち、今では当時の精神状況が普通ではなかったということを顧みることができるぐらいまでには回復した。

一旦メンタルのドン底まで落ちきったこともあって、今の自分はこれ以上ストレスをかけたらメンタルどころか自分自身が赤信号が出るっていう限界点がわかるようになったから、その赤信号が出ないように黄色信号ぐらいで止められる能力も随分身につけた。

けれど所詮はメンタルを病むような精神能力なので、時には沈みゆくメンタルをコントロールできずに赤信号ギリギリのところまで行ってしまうときがある。

メンタルがやられる原因は様々だけど、正直今でも外部要因だけはどうしようもコントロールできない、ほんとにギリギリまで落ちる。

 

日本にいた頃はほとんどなかったんだけど、台湾に来てから〝温度変化が激しいとメンタルがやられる〟ことが結構増えた。

これ以外の要因だったら、90%ぐらいは早急に対処できるようになった。

ただ温度変化に起因するのは、実はつい最近までそれが原因だとすら気づいてなかったし、気づいたところで正直現状どうしようもない状況である。

実際ここ最近メンタルがちょっとやられてる気がするのも、多分温度変化が原因だと思う。

日本から帰ってきていきなり30℃を超える真夏のような天気になったと思えば、今は部屋の温度が20℃を下回り、外では冷たい風が吹き荒れている。

でもこればっかりは、自分がどうにかなる以外に方法がない。

まーじでここ数日は特にだが、テストが迫るというストレスや行政法のストレスが溜まり、メンタル面ではかなり低調であった。

先日書いたよくわからない夢も、多分そういうところから来ているんだと思う。

 

昨日は新元号発表だったから朝から起きていたんだけど、NHKを見終わってからなかなか勉強に集中できなかった。

ずーっとずーっと音楽を聴いていた。

けどそれをしたところで、自分が回復するわけではないしむしろたまるのは罪悪感だけ。

もはや最近寝ることにすら罪悪感を覚えて、寝てるのに満足に寝た感じがしない。

 

幸い体は元気だし、というか全体的にはとても元気で何も辛いこととかないし、ただメンタルだけが低調だなあ…って感じなので、気持ちの低下に負けずにやらなきゃいけないことに真正面から向かっていこうと思う。

たしかに息抜きも大切なんだけど、テストが迫ってる今は息抜きをすべきタイミングではない。

こういうのは焦ってもしょうがないのだが、やはり時間がどうにかしてくれるし、逆に時間が経たないとどうしようもない問題でもあったりする。

だから今はどんなに辛いことでもしんどいことでも、体が動かなくなるギリギリまでがんばろうと、自分自身を鼓舞するために今日のブログを書いた。

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それは虚像かそれとも現か

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この間なんだか不思議な夢をみた。

その日は朝起きるのが遅い日で、早く目が醒めすぎたのでもう一度寝たんだと思う。

夢の中で、ぼくは何故か公務員になっていた。

一回も公務員になりたいなんて思ったことはないのに。

何故だかわからないが柳葉敏郎がぼくの上司だった、上官と呼ばれてた。

柳葉さんは好きな俳優だけども。

何を言われたかは覚えてないが、仕事に関する指示を受けた。

それを進めようとしてたら更に近い直近の上司(何故か中学時代の先生)に、それは法律違反だから上官(多分柳葉敏郎)に事情を説明して撤回してもらえと言われた。

何故かそのとき自分は千駄ヶ谷にいて、上官っていう人に会いに行くために二重橋に向かってた。何故だかわからないけど、時間に追われてて必死になっていた。

外は夜遅くで雪が降っていて、何故か歩いて行こうとしてたんだけど途中でタクシーを捕まえた。

タクシーに乗ったら、何故か大雪の中代々木上原の裏あたりを走っていて、タクシーはそのまま曲がるときに左右確認用のオレンジ色の鏡の柱にぶつかって止まった。

 

起きてからめちゃくちゃ気分が悪かった、夢に対して何か嫌悪感を抱いているというよりかは、ただただ気分が悪い感じがした。

多分だけど、頭の中に行政程序法(台湾)がぐるぐる回ってたんだと思う。

行政程序法 第150條 法規命令定義

行政程序法 第158條 法規命令之無效

行政程序法 第174條之1 職權命令之過渡條款

 

そんなこんなで、明日も9時から3時間行政法である。

 大体こんな感じ、ある意味かつてないプレッシャーとプライドのぶつかり合いを起こしてる気がして、あんまり気分はよくない。

 

気分が沈んでたけど、手帳を見ながら5月は一時帰国できるから頑張ろうと思った。

更に良いことに5月に東京に帰る次の週、上海にも行けることになった。

台湾から離れられる、やったと思った矢先にこんなメールがきた。

 

經上週與老師討論後,目前期中考與報告書繳交時間與範圍確定如下:

  1. 配合老師在4月初將前往美國兩周的行程安排,本課程期中考將提前訂於4/x在xxx教室舉行。考試範圍至下周4/x的上課進度為止。

なんでこう人が上がってるところにこう落として来るんだろうか。

一気にいろんなことが嫌になった。

 

嫌なことが重なったからついでに一つ言っておこうと思うけど、留学することによってそれ自体には優位性なんてないよ多分。

むしろ失う機会やものは相当大きいし、あんまり安易に留学とかしないほうが良いと思うよ。

 

また気を失うように酔いたい。

 

INSOMNIA

INSOMNIA

 

 

Hsiao-Jen.