台湾初心者の戯言

台湾の大学に生息中の日本人が、華やかに見られがちな留学生活とは遠くかけ離れた、凋落した留学生活を書き残すための備忘録。

台北賓館に行ってきた。

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先週末、台北賓館(台北迎賓館)が定期開放日だったため見に行ってきた。

台北賓館とは日本時代に建てられた台湾総督の官邸で、その後中華民國が台湾にやってきてからは迎賓館として使われるようになった建物である。

以前は非公開だったらしいが、現在では月1ぐらいのペースで一般開放されてるようで、先週末がちょうど定期開放日だったのでその時の記録をちょいちょい載せてみる。

台北賓館の詳しい説明はWikipediaとかにあるっぽいのでそちらをどうぞ。

台北賓館 - Wikipedia

 

バロック調造りの豪華な建物。

日本時代の1901年に完成した台北賓館は、当時の台湾総督の官邸/公邸として利用されたが当初は木造だったため、台湾特有の湿気等によって白蟻による腐食が激しく、10年後には森山松之助という人物によって2年ほどかけて改築したらしい。

なお2004年に傷んだ部分のリニューアルが行なわれているので、全部が全部当時からそのままというわけではない。

あとは写真メインで。

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門をくぐり、正面側は洋風の庭園が広がる。

 

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一階、玄関を入ってすぐのところ。もうこの時点で異世界に来た気分。

 

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階段をあがり二階へ。

上に見えるシャンデリアは、本物の水晶を使ってるんだよ。

と教えてくれたのは、外交部のスタッフのおじいちゃん。突然流暢な日本語で説明してくれたのでびっくりした。

 

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豪華さについつい見とれてしまう。ところがここが何の部屋だか忘れてしまった。

 

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ずいぶん立派な暖炉、確かこの建物内全部で17個だか18個あるらしい。

写真では見づらいが、暖炉の下に敷き詰められているタイルは暖炉ごとに違う柄で、イギリスからの直輸入物なんだとか。

けど台湾で暖炉なんて使うの…?

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2階正面の大客廳、いわゆるリビングというか大広間というかそんなところ。

 

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ここは食事場、映画に出てきそうな雰囲気。ちょっとKingsman思い出した。

 

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廊下、インスタ映えしそう(小並感)

 

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建物を出て裏側へ、広がるのはなんと日本庭園。

台湾にいるって感じが全然しない、新宿御苑に来た気分になってしまった。

写真では伝わらないが結構の広さがあり、奥の方には橋などもあったが今回は立ち入ることができなかった。

 

 

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日本庭園の端の方に、和風の家屋があった。

こちらは別館のようで、新たに総督公邸として増築されたらしい。

今回は立ち入りできなかったが、ひと昔前の日本家屋と言った感じだった。

 

とまぁざっとこんな感じ、見るのに必死でちゃんと写真を撮れてなかった。

当たり前と言ったら当たり前なのだが、日本庭園を見たときに一気に日本感があって一瞬めっちゃ日本に帰りたくなった。

 

アクセスと公開日

住所:台北市中正區凱達格蘭大道1號

捷運台大醫院站(MRT NTU Hospital Station)から徒歩2分ぐらい。

 

2018年公開日: 7月7日/8月4日/9月15日/10月13日/11月3日/12月1日

いずれも土曜日。時間は8:00-16:00、最終入場は15:30。

ちなみに15:30過ぎにきて入れなくて、わちゃわちゃ日本語で騒いでもめてる日本人がいて、横歩いたとき超恥ずかしかった。

ので、時間に余裕を持ってくることをオススメします。

 

入場料は無料、室内撮影は可。ただしフラッシュ撮影及び三脚の使用は禁止。

入場時身分証明書が必要とあるが、今回は特に提示する必要がなかった。

念のためパスポート等を持参することをオススメする。

以前総統府の解放時は身分証明書及びセキュリティチェック等があった。

 

公開日等は変更になる可能性もあるので、最新情報は臺北賓館HPにて確認するといいでしょう。

 

関係ない話。

今回の台北賓館公開については全然知らなくて、夥伴みたいな人が見に行くって言うから勝手について行かせてもらった。

あんまり1人でそういうところに行く機会がないというか、面倒だから行かなかったりするけど、行ってみると結構テンションあがるし今後も機会があればちょくちょく行ってみたいと思う。

 

しかし興味深く思うのは、日本時代に作られた建物を膨大な税金をかけて未だに保守しているところ。

中華民國外交部といういわゆる外務省的な役所が管理していて、現在では迎賓館として海外からの国賓を出迎えるために使っており、かつ定期的に無料で一般公開もしているのだが、日本時代に建てた建物をこれだけお金をかけて保守するってのは、日本人である自分から見るとちょっと不思議に思えてしまう。

確かに建物としては随分立派ではあるが、旧台湾総督府であるところの中華民國總統府と並んで日據時代の象徴とも言える建物。

おそらく韓国だったらとっくに無くなっていただろう。

別に韓国が悪いとか言ってるわけではなく、反日は当たり前の因果だと思うしそれを否定する立場には当然ない。

ただ単に台湾ではこうした形で今でも大切に残されているのが、個人的に不思議に感じるだけ。

いくら国の開拓の大半を日本が行ったとはいえど。

 

個人的な話になるが、今学期の週末はおかげさまで随分文化的な週末を送っている。

台北賓館も先輩2人と行ったが、その後2年ぶりぐらいに台北車站の三越の地下にある春水堂に入った。

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觀音珍珠奶茶(中杯) - 85元

日本でも有名な春水堂。

日本の実家の近所にも以前あったが、とんでもなく高かった記憶がある。

台湾だと多少安いとはいえ、高級カフェの部類。

ほんとたまにの贅沢、毎週こんな生活ができるようになりたい。

 

その後先輩とばいばいして、夥伴みたいな人と公館に行って同期と落ち合い3人でタイ料理。

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泰式涼麵 - 100元

写真の撮り方へたっぴであんまり映えないが、結構おいしかった。

タイ料理久々に食べたけど、タイ料理のこのスパイシーさが結構好き。いつかまた行ってみよう。

 

とにかく今週は特に文化的な週末を過ごせた、相手してくれたみんなありがとうありがとう。

開いてなかったLINEを開いたら、グループが大変なことになってる。

そろそろ期末のプレゼン×2に手をつけなきゃならないらしい、気合いれて頑張ろう。

中国語のレポートをしばらく書いてなくて、文章能力が著しく落ちてた。早いとこリハビリしよう。

もう一個緊急のタスクができてしまったから、そっちも早いとこ解決しよう。

 

Hsiao-Jen.