台湾初心者の戯言

台湾の大学を卒業した日本人が、日本社会の荒波に揉まれていくさま

海外経験とは一体なんだろう

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ダメだ毎日無気力になりがちである、惰性で生きがちである。

2年目は何かに追われている感で必死だったが、今はそれを通り越してしまっている感がある、よくない傾向だ。

なので文章書いて気を紛らわしたいと思う。

 

ぼくもそう遠くない時期に就職活動というものをしないといけない。

こういう立場なので、人と違う方法でやらないといけない分、もうぼちぼち就職活動自体は始まっていると言っても過言ではない。

 

日本企業に就職した台湾人の知り合いがいる。

彼は日本語も英語も堪能で、ぼくと知り合う前は日本に交換留学に来ていた。

彼が言うには、個人的な印象だけど日本企業って交換留学してる学生好きだよね、ぼくは外国人だから話が別だけど、日本の大学行ってる日本人で交換留学してた子達は速攻就職先決まってたよ。

 

この言葉が意味することのすべてを、ぼくはまだ知りえない。

直接彼らと会ったわけでもないし、交換留学がきっかけで即決まったとは限らないから。

でも確かに、いろんなところで海外経験は大切だ。みたいな風説は聞く。

 

そもそも海外経験ってなんなんだろうと思う。

自分が海外経験スキルがあるかと言われると、正直そういう自覚はない。

留学先が欧米だったらまた違うんだろうか、アジアの国だからそういう感覚がないんだろうか。

 

よく留学エージェントとかが使う文句で、海外経験を積めるみたいなことを見るような気がする。

留学だけで海外経験積めるんだろうか。

いや積めることには積めるんだろうけど、正直留学しなくても海外経験は積める気がするし、逆に留学したから海外経験が積めるとは思わない。

 

元々自分が海外経験を目的に留学したわけではなく、単純に温室育ちに危機感を感じただけだったので、今までそういう意識をしたことはなかった。

意識が低すぎるのかもしれない、それは割と間違ってはない。

学業に「しがみつくのは」必死だが、それ以外は成るようにしかやってない。

 

もし社会的に海外経験というものが重視されるのなら、これからの台湾での生き方をもう少し深く考えないといけないのだろうか。

どうすればいいのかイマイチよくわからない。

周りを見ずに(というか日本人を避けて)マイペースにやりすぎた結果がこれなのかもしれない。

 

やることの多さにパンクしかかってるけど、この程度で潰れるような人間になりたくない。

強くなりたいし、豊かになりたいし、早く自立したい。

自立しても今と同等かそれ以上の生活ができるようになりたい。

 

寝る前にこれを書きつつジンを飲んでいる。

日本では滅多にジンを飲むことはないのだが、暖房のない台湾では夜の冷え込み対策に体を温める意味でも飲んでいる。

ジン独特のハーブの香りはすごく好き、あと現実から遠ざけて幻想に誘ってくれるような雰囲気が。

ふと思ったけど、もし自分が今の状況にあと5年いたとしたら多分アル中になっている。

 

あんまり主観的になりすぎないように、常にある程度自分を客観的に分析できる気持ちの余裕を持っておきたい、そう思った。

 

Hsiao-Jen.