台湾初心者の戯言

台湾の大学を卒業した日本人が、日本社会の荒波に揉まれていくさま

4年ぶりぐらいに中国語の試験を受けた

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先月の上海以降、今の今までほぼ毎週末にフリーな時間が取れない。

おかげさまで色々なことをやらせて頂いたり、あるいは学校の課題が終わらないとか、理由は色々あるんだけど、色々なことをやらせてもらえるのは、多少しんどいことがあっても自分にとって充実した生活が送れるので全然良い。

 

さあそんな最近だが、今週末は中国語の資格試験で土日を潰された。

潰されたと言う言い方をしているのは、自分で受けたくて受けてるというよりかは、学校の卒業要件のために受けているからだ。

 

今回受けたのは「華語文能力測驗」という試験、日本でも最近TOCFLという名前で結構の回数試験を実施しているようだ。

これは何かと言うと、簡単に言うと台湾版のHSKのような試験。

HSKが中国大陸政府の公認試験であるのに対し、TOCFLは中華民国政府(台湾)の認定中国語試験である。

 

レベル的には中検>= TOCFL > HSKらしい。

中検は受けたことないが、HSKよりは圧倒的に問題のレベルは高いと思う。

中国語を勉強して10ヶ月程で、HSK4級/5級をダブル受験してどちらも合格したが、ほぼ同時期に受けたTOCFL - BandB(3段階中の真ん中の級)は、合格ラインにギリギリ届かなかった。

現在のHSKはレベルによって、6段階の級分けがなされているが、TOCFLは3段階しかない。

しかしその各段階の中に2段階の合格ラインがあり、ぼくが今回受験したのは4年ほど前に受けたのと全く同じ、真ん中の級(進階高階級)である。

 

先にも言ったが、大学(というか自分の学科)が卒業要件として課している物の中に、TOCFL(Reading・Listening・Writing・Speaking全て)の進階高階級 - Level4以上の資格とあるため、今回4年ぶりに受験した。

4年前は進階高階級の1つ目の合格ラインにすらギリギリ届かなかったが、さすがに4年も台湾にいれば出来て当たり前という感じはする。

土曜日のReadingとListeningは、誰よりも早く回答を終わらせてそそくさと出てきたが、Level4(2つ目の合格ライン)合格点に余裕で達していた。

PCで受験するので、受験結果がその場ですぐ表示されるのはありがたい。

 

ところが問題は、今日受験したWritingとSpeakingのテスト。

どちらもPCで行うのだが、特にSpeakingがキツかった。

問題文は当然わかるのだが、日本語でも回答に悩む問題。

PCで録音する形式のため、PCに向かってしゃべらなければならない状況。

もしかしたら合格ライン届いてないかもわからん…。

言い訳だけど、人との会話は相手と自分の雰囲気で話す内容を変えたり、話す長さを変えたりするものだから、録音とかそういうのがめっぽう苦手なのもあり、やられたなという感じ。

しかし今回の試験を落とすと、中国語の試験のためだけに卒業が長引く可能性もある。

 

Writingの方だが、TOCFL公式の回答例を見る限り結構採点基準が厳しい。

一応それなりに真面目に書いたが、疲れてさっさと書き終えて出てきてしまったので、結果的にはどうなんだろう…。

さすがにspeakingとWritingは人の手によって採点されるため、結果が出るまでしばらく時間がかかる。

それまでずっとこのストレスと闘うのかと思うと、ちょっと苦しい気分ではある。

 

ただアメリカ留学4年した人が、英検3級を受けるようなものなんで、まあ受かってるだろうという楽観的な気持ちでいこうと思う。というかそういう気持ちでないとやってられない。

 

10月半ばからほとんど休みがないような感覚の日々だが、来週末は3日ほど日本に帰る。免許の更新のためだが、課題をさっさと終わらせて、少しでも東京の冬を感じて元気出そうかなと思ってる。

あれこれ言っても、もうそろそろ学生生活は終わってしまうので、やっぱりやりたいことは今のうちにやっておこう。

そう思いながら、残りの台湾生活なるべく前を向いて頑張ることにする。

 

新無頼横町

新無頼横町

 

 

Hsiao-Jen.