入院の記録 1/27-28
経緯とかはここopera-two.hateblo.jp
1/27(火)
朝からとても眠い、外にでるが億劫で、少し遅めにたばこ。外出て貧血を起こすかと思った。頭がぼうっとする。
つい会社のメールを見てしまった。仕事に早く戻らないと、自分の会社での居場所がなくなってしまうのではないかという危機感に曝され、途中で見るのをやめた。自分をただ追い込むだけだ。
そろそろ昼に呼ばれる、もし主治医と話す時間があれば、少し相談しようと思う。叱られそうだけど。
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クライマーズ・ハイ、妻から読み応えがあるよと差し入れてもらって最後まで手をつけていなかった。私は元来活字を避けてきた節があり、読み応えがあるという薦めは少し気が重く、結局後回しにしてしまった。上越線の土合駅とみて、すぐあの地下深くにある駅か、一回は行きたいものだなと思ってそのまま3分の2読んでしまった。本の世界に引き込んでくる独特の感じは一体なんだろう。十数年ぶりになんとも言い難い達成感?あるいは満足感のようなものを感じた。
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残り100ページぐらい、このまま読み切ってしまう勢いだが、ここでの生活はあと2日残っている。今日はここらへんにしよう。
ふと何故入院することになったかを考えてみた。途中色々なことを考えてみたが、結局のところキッカケは、自分の体調が悪かったのだろう。確かに希死念慮はあったような気がするし、手をかけてうまくいかなかった。紆余曲折あり入院した。
今でも入院するほどひどかったかわからないけど、気持ちの整理はだいぶついたし、半分あきらめのようなものがある。療養の結果、自分が変わったのかというとそれはイマイチわからないけども。日記を見返すに怒りのようなものがトーンダウンしているから、きっと効果はあったのだろう。多分、会社での居場所とかそういう焦りがあり、それはいまでも変わらないのだけども、それも2週間そこら経ってきて、あきらめに変わってきた。
もう起きてしまったことなので仕方がない。自分にそう言い聞かせ、今はひとときのモラトリアムを存分に味わう。自分にとって必要なことなんだと納得させる他ない。
1/28(水)
朝起きて、たばこを吸ってからどうもぼうっとする。
フラフラした感じが抜けず、昼を食べたらよくなるかと考えたがあまり変わらなかった。外が寒かっただろうからか。
隣室が変わったと思ってたが、近くの部屋からの引越しだった。 2人部屋を自分1人で使っているが、いよいよ最後まで1人で過ごすことになりそう。主治医が気を回してくれているのだろうか。陽が出ている、シャワーを浴びたらまた外に行こう。
このふらつきはなんだろうか、頭が動いていないだけなのか。とかくあと2日と少々で外に出れる、出た後のことを少し考えすぎなのか、シャワー浴びてさっぱりしたい。
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シャワーをあびてぼうっとしていた意識から解き放たれた。外は日が暖かく、でもただ無意味に煙草を吸った。クライマーズ・ハイを読み切った。ことにノンフィクションしか読まない自分に何か新しい世界をくれた気がする。ものがきに憧れることがたまにある、別に、お金にならなくても。
でも、この本に圧倒されてしまった。圧倒という言葉以上の言葉で表現できない。
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夜、もう少し本を残しておけばよかったと後悔。実質あと1日だからとたかを括っていた。今日の夜、明日の夕方をどう過ごそうとか、もうそんなことも一切考えず、ただひたすらここから出れる悦びに酔いすぎていた。今日はあと30分すれば睡眠薬がくるから良い。明日をどう過ごすのか。それより重要なのは明後日以降、シャバに放り出されたときに、自分がどのように生きていくのか。それを考えなければ。また同じように長い長いトンネルの中に迷い込むだろう。
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入院中にノートを使い切ると思っていたが、そんなことはなかった。
振り返ってみればこの2週間、少なくとも心情変化を見る限り、療養に効果があったと思いたい。会社のA先輩に何も役に立たない助言をした。プライドは傷つけてもいいけど、メンタルは傷入れるとめんどうくさい。でもその通りだなって、いくらプライド積んでも結局できっこないことはできないし、自分が食うダメージもでかい。最初から保身に走るのはよくないとわかっているが、無理だなってときに無理をしない大人になりたい。その後で必死に挽回できる大人になりたい。
Hsiao-Jen.
