台湾初心者の戯言

台湾の大学を卒業した日本人が、日本社会の荒波に揉まれていくさま

きっと多分

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月曜は仕事を休みにしてたが、飛行機で遠くまで日帰りで行った。

距離にして往復2,000kmちょいだった。
遠くまで行って受けた健康診断で医者に小言を言われ少し嫌な気持ちになった。

何より大雨と季節外れの暑さが少し嫌だった。
でも体力使い切って得られたことがあって、ぜひうちに来てほしいと言ってもらえた会社があった。

今までは泥臭い陸運業で、自分なりにがむしゃらやってきた。
業界地位をもっと上げるべきだと思って仕事をしてきたし、今でもその気持ちは変わらない。
業界のトップランナーを走る会社を社内外で自負していたし、自分もその中に入れることのある種の驕傲があった。

色々あって東京を離れることになったから転職を始めたが、遅かれ早かれ今の会社を離れる未来は見えていた。
それでも人に恵まれたのもあったし、まだこの会社にいてやりたいことはたくさんあった。
結局業界地位を上げるという野望は叶わなかったけども。
それをできる未来も正直見えなかった、良くも悪くも現状維持が大切な業界にあって、だんだん周りも自分も今のままに落ち着くということに必死になっているように感じた。

陸の仕事から空の仕事になる。
働く場所は変わらず陸だけど、新しい刺激を得られるいい機会だと思う。
より前向きに人生を楽しみたいと思った。
あとまだ少し未練がある台灣に少しでも近づけるために。

 

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Hsiao-Jen.

惰性で生きること

大学を卒業してもうすぐ丸4年になる。
当時描いてたような社会人になれているかどうかはわからない。

少なくとも、ほしかった車は買えたし割と今が楽しいなと思える。

一体人生の何が楽しかったんだろうって振り返る時もなくはないけど、仕事に打ち込める時間がそれを忘れさせてくれる。

最近はどういうわけだか会社の採用ページに載ったし、就活中学生向けのインターンみたいなのにメンターで参加したりしている。

仕事は楽しんだけど、楽しいが故に疲れてくると惰性でも乗り越えられてしまうのが、果たしてこれでいいのだろうかと思う時もある。

思うけど、そう思えるのが1番幸せなのかもしれない。
正解っていったいなんなんだろうか。


Hsiao-Jen.

Far East Network

1ヶ月以上発熱を繰り返している。
コロナでもインフルでもないようだが、謎の体調不良に悩まされている。
血液検査で、CRPの値が17と異常値らしい。
仕事前に2回目の血液検査の結果を聞こうと近所の病院に行ったら、今すぐ大きい病院に行ってくれと言われた。
その場で先生から電話を入れてもらい、結局昨日は仕事にいけずにずっと検査を受けさせられ1日が終わってしまった。

元々月曜が休みだったが、火曜日にまた39℃の熱を出して結局会社に行けず。
水曜日は地を這ってでも行こうと仕事に行き、木曜も行けたが結局金曜行けずで2日間しか出勤できていない。

CTから血液検査*2やら色々やったが、結局原因がわからずじまい。
熱がなければ健常なのだが、時世柄あんまり熱を出した状態で仕事に行くと周りを不安にさせるので避けたいし、自分も自分で結構体が辛い。

結局昨日は結果出ずだったが、今から入院することも考えてくれと言われ、ああそんなに体悪いのかあ…となっている。

会社にいけないとお金も稼げないし、やりたいこともできないからなんだかなあって感じ。

オチはない。

Hsiao-Jen.

近況

生きている。たまにみている。
日本社会に揉まれている。

会社に癌が進行している感じがしている。
一緒に働いてきた人たちがみんな船を降りていく。
まるでタイタニック号のよう、多分ちょっとした何かにぶつかればこの会社は沈没する。

日本では誰もが知っていて、きっと日本に住んでれば誰もが1回は関わるであろう所謂大企業に勤めて3年目になるが、所詮人の集まりだから脆さという脆さがすごい。

ベンチャーインターンで自分にはやり切れないと思って大企業に来たし、多分自分のような人間には正解なんだろうけど刺激がイマイチ足りない。

大企業のいいところでもあり悪いところでもあるけど、ベンチャーなら多分会社ごと吹っ飛んでるような選択のミスを普通にやる。
責任を取るのは実務者であり、本来取るべきあろう人間はお咎めなし。

大企業で生き残るに必要なのは政治力と声のデカさ。

自分は若いペーペーの一般社員だからぶら下がってるだけでいいけど、
正直物足りなさで日々惰性になってる。

今の業務内容の不満って物足りなさだけ。
ただ自分がどんどん死んでいくような気がしてソワソワする。

ここ見返すと正解か不正解かは別として、自分が自分なりにがむしゃらに向こうで生きていた記録が見返せて、あの頃に戻りたいとは思わないけど充実してたんだなって思う。

少しだけ台湾に行きたいと思う。
3日ぐらいでいい。

あの頃の色々な思い出に浸りたい、自分で自分に武勇伝を語って酔いしれたい。

Smooth Criminal

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Hsiao-Jen.

優しい人間でありたい

1年以上何も書いてなかった。
社会人になって充実していたのか、ただ忙しさで余裕がなかったのか。
結論を言えば前者3割、後者7割ぐらい。

台湾にいた頃の記憶はもうほとんど遠い昔の思い出になってしまい、すっかり使わなくなった中国語は日を追うごとに忘れていく日々である。
しかし仕事という行為で金を得ることができるいうのは、思えばなかなか精神的に良いなという感じでもある。

社会人も2年目になったが、その過程で色々あったことを書く元気は正直ない。
ただ久しぶりにここに垃圾を置いていこうと思うことがあったので書く。

最近人生で1番大きい買い物をした。
軽く数百万はする買い物だった。

その過程で不動産屋のお世話にもなった。
大学時代は不動産行政の勉強をしていたが、そちらの業界に行かなくてよかったなと思う。

社会人になったぼくの仕事は、謂わば人と人の間に立つことが多い仕事だった。
その人と人が極めて親しい第三者だったり、あるいは同じ人であることも往々にしてあったが、とにかく人と人の間に立つ仕事であった。

いち会社員としても、あるいはいち人間としても、その間は何事もなくスムーズにボールをパスできればみんな幸せだし何より自分も幸せだが、どうにもそういかないことが多い仕事だった。

その間に立つ楽しさも辛さもやりがいも色々感じたが、今回お世話になった不動産屋はまた人と人の間に立つような関係であった。
むしろぼくの仕事よりより複雑な状態で。

ぼくは一顧客として120%満足していると言えるし、頭が上がらない。
ただその先とのやりとりを持ってもらう中で、どうしてもその先とのコミュニケーションが円滑にいかず、間を取り持ってもらう人には色々無理強いをさせてしまったなと思う。

先にもいったが自分はその大変さが多少なりともわかる故、全てが円満に終わった今、猛烈に反省をしている。

そろそろ疲れてきたのでこのぐらいにしておくが、優しい人間でありたい。
そう強く感じた。

以上

SHOW

SHOW


Hsiao-Jen.

社会の荒波に揉まれていく感じ

気付けば随分とサボってしまった。
社会人は楽しくやってる。
ずっとなりたかった社会人にようやっとなれて、日々充実してる感じがある。
なのでそこまで書きたいことが生まれてこない。

ここの存在自体を忘れているわけではないので、またパッと現れてはパッと消えると思う。

以上近況報告でした。

 

Hsiao-J.

 
追記:前回と同じ曲チョイスしてたわ。

ぼくが輝きを失う瞬間

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師走、自分が好きな寒さがやってきてる。
日々凍えながらも気持ちよさを感じる。

近況だがおかげさまで日々忙しく過ごさせてもらってる。
まだ社会人になったわけではないが、すでに台湾の頃の記憶がより薄らとしたものになり、意識はしてないが記憶から消えていこうとしている。
当時の自分がそこまで意識していたのかは知らないが、一応記録に残せる物は持って帰ってきた。

大学のパーカー、学生証、ビザ、大学時代の成績とかそこらへん。

特に成績とかは自分が努力して得たものだから、ただの評価でも多少そこから記憶を呼び起こすことができる。

あの頃は必死だったなと思い出した。日々の細かいことはもう思い出すことができない。
ずっと小さい頃の記憶は思い出すことができても、大学時代の日々は抽象的にしか思い出すことができない。
でも勉強嫌いだったぼくが多分人生で一番努力していたし、今思えば輝いていたし充実もしていた。
帰国後も教授の研究の手伝いで、日本の論文の翻訳を手伝わせて頂いた。
わざわざ教授の新書まで送ってもらった。

そう思えばやっぱり大学時代はそれなりに努力をしていたし、きっと周りからも評価されていたのかもしれない。

しかし日本に帰りいつもの平穏が戻ってきて安心する自分がいる一方、幾許か物足りなさを感じる時がある。
それがつまり、ぼくが輝きを失い始めていることを暗示しているのかもしれない。
 



Hsiao-Jen.