台湾に帰ってきた。
ちょうど台風を避けるような形になり、特にトラブルもなく普通に帰ってこれたのでよかった。
台湾に戻ってくるのは毎回憂鬱だし、4年目の台湾もやっぱり憂鬱であることに変わりはない。
4年目の台湾にして、初めて人が空港まで見送りに来てくれた。
それ故に、空港での辛さは幾許か軽くなった。
正直大学も4年目なので、大学で取るべき単位もそこまで残ってない。
油断はできないけど、三年間の間に壁だった必修科目を全部取り終えることができたので、あとは自分が興味のあるやりたい学問をつまみながらやればいい。
政治とか外交に興味があったので、今期はそういう授業を取りつつ、他に取らなきゃいけない軽い必修などを取る、大学生活は正直その程度である。
自分で言うのもなんだけど、3年間自分なりに努力をしてきたので、4年目の大学生活は少しリラックスしたいという気持ちがあるし、あんまり無理せず確実に単位を取ろうと思う。
同時に思うのは、追われるものもなく、でも多分人生でこの先しばらくは…あるいは永遠にやることのない学生生活なので、純粋な気持ちで学問に向き合いたいと思う。
一昨日台湾に帰ってきて、2ヶ月半も開けてたために荒れ果てた家の中を夜中じゅう掃除して、疲れて眠りについてしまった。
次の日は、何もアラームとかかけてなかったけど朝方に目が覚めたので、洗濯機を回しながらやらなければならないことを一通り整理した。
あるつてのおかげで、台湾でちょっとインターンみたいなことをできることになったので、それの準備やら作業をして、終わってない履修登録をまとめたりした。
来月は上海に行かなければいけないので、そのための飛行機や宿の手配、ESの修正や作成とか、そういうことをやってたら夜になってしまったので、バスで30分ほどのところにあるカルフールで、当分の買い物をして、ATMによって学費を払って、払ってない家賃を払って…。
それらをやってたら21時になってしまったので、いつも行く屋台の滷味であいさつがてら夕飯を買い、そうこうしてたら疲れ果てて眠りについてしまった。
そして今日、あんまり変わらないような動きを午前中までやっていたが、予定していたタスクが全部片付いてしまいやることがなくなってしまった。
最近日本にいると、環境のせいなのかあまり頭を使うことをしなくなるような気がしている。
デスクトップPCがないのもあるかもしれないが、PCに向き合う時間も減ってしまうから、最低限のこと以外は自分のやりたいことばかりやっている。
それが台湾に帰ると逆で、常に何かをやってないと落ち着かなくなる。
日本にいれば、一歩外に出たって何もストレスなく楽しめるし、自分がやりたいようにしてても別にそれが楽しいわけだし、そうやってひとときの休みを享受するために日本に帰っているわけだから、自分の中ではそれでいいと思っている。
けども台湾にいると、結局何か見えないものに追われ続けているのか、常に何かをやっていないと落ち着かなくなる。
特に毎学期、学期明けは学校でやることも全くと言っていいほどないので、すごく落ち着かない。
應作為而不作為は、行政法上・あるいは公務員の職務放棄であり違法であるけども、やることないからやらないってのは、別に違法でもなんでもない。
しかし何かすごく重いものにまとわりつかれてる感じがして、今すぐこの状況を抜け出したくなる。
そういえば上海はキャリアフォーラムのために行く。
先ほど飛行機とホテルを手配したが、日程が悪く飛行機代が高くついてしまった。
当日1600まで授業があるのに、1840の飛行機で上海に行く。
時間的に間に合うかわからないが、間に合ってくれないと困るのでどうにかするしかない。
やることないとか言っているけど、多分ほんとはもっとやることがたくさんある。
移動で疲れて、思考回路が鈍ってるだけなんだと思う。
部屋にいてもこうやって生産性のない文章を書きながらたばこを吸うだけなので、とりあえずリフレッシュのために、久々に台北の空気にでも当たってこようと思う。
日本はずっと暑くて、実家にいるころは夜でもエアコンを入れていたが、台湾の家はロケーションがよく、夜は窓を開けていれば夜風が心地よい。
昼は相変わらず暑いし湿気も高いけど、9月の空気って感じがある。
3年前、大学に入る直前のあの頃を思い出して、少し懐かしい気分になる。
これだけ台湾生活に色々と文句を言っているけども、あと1年を以って多分今後長期間台湾に滞在することはないであろうから、それを考えると少し寂しいきもちでもある。
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Hsiao-Jen.