台湾初心者の戯言

台湾の大学を卒業した日本人が、日本社会の荒波に揉まれていくさま

台湾留学に関してちょっと

テストが近い。

ちょっとした理由でいつもより早く冬休みの航空券買おうとしたら、全然チケットがない。しかもなんかべらぼう高い。

学生故すぐカードの枠を使い切ってしまうので、国際電話で電話しなければ。

今日は混みすぎて全然繋がらなかったので、明日の夕方もう一度かけよう。

 

最近Twitterでよく「台湾の大学に行きたい」みたいなアカウントをよく見かけるので、興味本位と息抜きと面白半分で覗いて見てる。

全然えらそうなこと言えないけど、自分は当時Twitterはおろかネットで留学に関する情報を集めようと考えてもみなかったので、今こうして見てると結構「台湾留学界隈」のネット利用率は高いんだなあと思う。

ぼく自身は面倒なので、Twitterでは基本的にあんまり表立って台湾に留学しています感は出していないので、余計にあまり気づくことがなかった。

 

色々見てるけど、台湾留学というのが非常に一般化してきているのと所謂留学エージェントというのが増えてるなあという印象。

個人的には、台湾に来る日本人が増えることに関しては特に何も思っていない。

歓迎する立場でもなければ、拒絶する立場でもないので。

でも思うことは、何回かここでも言ってるが「目標設定が曖昧だったり、あるいは台湾に来るという選択に少しでも迷いがあるなら来ないほうがいいと思う」ということ。

しんどくなるの最終的に自分だしね。

 

あとネットで情報得るのもいいけど、SNSとかこういうブログから得る情報は相当個々のバイアスかかった情報だし、まずは一次ソースである大学のHPとかを自分で見て調べることも大切だと思う。

ベストは実際に台湾に来てみるのがいいけど、色々な要因でそれは難しいかもしれないから。

んでHP見て理解できないことだらけなら、たぶんその言語能力だと厳しいからまず語学の勉強始めるか、違う選択肢を考えた方がいいと思う。

 

一つだけ言えるのは、ぼくみたいに苦い思いするの前提で敢えて台湾来るんだったらいいけど、たぶん大部分の人は留学して充実した生活送りたいと思ってるだろうから、そのためにはそれなりの努力と準備が必要だと思う。

まあこれに関しては、ぼくはそこそこの努力と4年間しんどさを我慢するだけのことしかやってないので、あんま偉そうなこと言えないですね。

 

Hsiao-Jen.

夢のような時間

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帰りの飛行機の中にいる。

機材変更できれいな飛行機になったが、最後列窓側に座った瞬間、別の席の台湾人の人が席を譲ってくれないか?と言ってきた。

理由だけ聞いて、結果心の広さで席をあげたけど、通路真ん中の席になってしまった。

映画でも見て時間を潰そう、画面の大きさは最新機材故の良いところ。

 

台湾に戻らなきゃいけないストレスより、明日朝6時に起きないといけないストレスのがよっぽど大きい。

一瞬の帰国だったが、充実してたおかげか案外長く感じた。

本来の目的である試験結果はさておき、美味しいもの食べれてたし、会いたい人にも会えてきた。

前記事で言った緊張感も多分保ったまま、帰りたくないには帰りたくないが、緊張感の緩みという部分では何とかなってる。

 

もう2年以上、年間7割台湾・3割日本という生活を続けている。

いくら台湾にいる期間が長いとはいえど、やはりベースは日本にあるんだなと強く感じる。

所詮留学なんてそんなもん何だろうけど。

ただ今回ちょっと予想外なことがあった。

気づけば3年間、日本の秋を感じてなかった。

色々文句言いつつ割と日本に帰ってるつもりだったが、3年間も秋を感じてなかったのは完全に忘れていた。

ぼくは秋生まれのせいか、秋の涼しさと静寂感がとても好きなのだ。

3年ぶりにそれを感じて、とてもしんどい気持ちになった。

同時に、自分には海外移住はできないと思った。

 

仮にいくら日本と同じような環境の天気の場所でも、多分海外移住はできない。

日本というか、東京の秋の涼しくて静かな感じのあの雰囲気が1番好きだから。

東京わっしょいではなく、純粋な気持ちで生まれ育った場所の居心地の良さというものは、たぶん自分の中では非常に大きいものなのだなと。

余裕があれば来年も一瞬帰りたい。

 

機内食がきたのでここら辺にしておく。

あと3カ月頑張ろう。

12月は時間作って香港に行きたい。

 

Hsiao-Jen.

 

一時帰国とか

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22歳になった。

さすがに22歳にもなると、誕生日への感動がない。

これが老いが怖くなるというやつなのかとひしひし感じる。

 

ちょっとした野暮用でこれから日本に帰る。

いうても来週の火曜日にはまたこっちに戻ってきているが。

前から言ってた資格試験があるため、半年以上前から戻ることは決まっていた。

たまたま誕生日にかぶったので、そのタイミングでちょうどよく帰れるのは結構うれしい。

誕生日ぐらい好きなもの食べて、好きな酒飲んで溶けるように寝たい。

実家帰ったらおでんとおいしい芋焼酎が待ってくれているはず。

 

戻りたくなくなるから、あんまり緊張感を緩めすぎないように頑張る。

 

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Hsiao-Jen.

 

海外経験とは一体なんだろう

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ダメだ毎日無気力になりがちである、惰性で生きがちである。

2年目は何かに追われている感で必死だったが、今はそれを通り越してしまっている感がある、よくない傾向だ。

なので文章書いて気を紛らわしたいと思う。

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しんどさの原因

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以前から台湾3年目は鬼門かもしれないと言っているが、台湾に戻って来て1ヶ月程経った今ですら依然としてしんどさを感じる。

毎回しんどいしんどいと言っているが、今までとは全く違ったしんどさのような気がする。

おそらく4年間終わって日本に帰ったら、全部同じようなしんどさにまとめられるとは思うけど。

 

その上で3年目が始まった今、何がしんどいかというと、

まず一つに3年目になって未だに授業がわからない部分が多い、予習復習の繰り返しが段々時間的精神的にに回らなくなってくる。

学科の教授とか周りには、授業内容が専門的になっているから。って言われるけど、自分自身は中国語能力が進歩していないのではないかと錯覚してしまう。

いや錯覚というより、実際中国語能力が進歩していないのはあながち間違いではないのだが。

二つ目は今まではしんどいことも辛いことも全て、とりあえず寮生活での共同生活のしんどさに無理やりまとめていたけども、一人暮らしをして自分だけの空間ができたこの現状ですら、やっぱりしんどさを感じること。

無理やり片付けていた気持ちのやり場をどう消費すべきか日々格闘。

 

これは何度も言っていることだが、ネットに留学の楽しい部分をたくさん書ける人はうらやましいと思う。

もっとすごいのは、それを現実世界でできる人。

辛いことはなかったの?って聞いても結局は楽しいことのが多かったって返される。

それに関しては色々あって、プライドの高さ故弱さを隠しているとかって言う人もいるけども、それでもそういう人の精神力の強さはすごいなと思う。

 

自分自身あと何年間学生生活を送るかわからないけど、多分今からどんなに楽しいことだけが続いたとしても、この台湾生活は全体的に辛かった、しんどかった。が一番全面に出てくる気がする。

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感冒

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どこの誰だよ、バカは風邪ひかないなんて言ったのは。

台湾にいると必ず毎学期どっかで体調を崩している気がするのだが、今回も例に漏れず風邪をひいた。

いつもは2,3日すれば治っているのだが、今回は全然治らない。

とはいえ授業をあまり休むわけにもいかないので、行くだけ行った。

授業中意識朦朧としすぎて、板書すらまともに取れない。

質問されてるのに、全然答えられない。

周りはTシャツとかなのに、自分はヒートテック+シャツ+カーディガン。

あとで思ったけど、1日休めばよかった。結局次の日休んだんだけど。

 

昔は体調崩すのはラッキーだと思ってた、それを大義名分に学校とかいかなくてよくなるんだから。

完全に発想が不登校のそれ、実際小中高とどっかしらでサボってる期間があったから、その通りといえばその通りなのだが。

しかし今は違う、確かに大学に行きたくない時はしょっちゅうあるが、それでもとりあえずは行く。

いかないとついていけない、サボれるほどの余裕は正直ないから。

だから体調はなるべく崩したくない。

もっと早く、これが自分の中で当たり前になってたらな。

って思うけど、考えるだけ無駄な時間を浪費するだけなので諦める。

 

10月、一年の中で一番好きな季節な気がする。

けど同時に、一年の中で一番感傷的になりやすい時期のような気がする。

理由はよくわからないけどちょっと気疲れすることが多い、深くまで。

一旦精神病んじゃうと、例えある程度治ってもその「癖」は一生残り続けるのだなと思う。

医学的にそれが証明されているのかは知らないけど。

死んでもあの頃の思考回路に陥りたくないので、うまくねじ伏せて行きたい。

 

レポートが多い、早く体調を戻したい。

人生の方向また見失いかけてる、あんまり暗いトンネルを進みすぎないようにしたい。

 

Hsiao-Jen.

気の迷い

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ある授業の課題をやってて、自分の出した答案を友達と討論したら計算式が間違えてることを指摘される。

提出前でよかった。

統計系の計算なんだが、なんかその程度の計算で間違えるのか。って感じのミスをして結構プライドが傷つく。

過剰なプライドだけ持ってるのほんとしょうもねえ。

しかし自分が勉強不足だというのは、痛いほどに感じる。

 

法律を一回も学んだことない人間が、台湾でいきなり外国語を用いて法律を学ぶのは正直かなりしんどい。

ただ文系がやる程度の統計学ぐらいは、正直言葉の違いとかあまり関係ないと思う。

しかもこの授業のメインは統計学じゃなくて、ある領域の市場と投資に関する分析だからメインは計算じゃない。

なんというか自分が一番、自分に頭にきている。

 

それと連動しているのかわからないのだが、大学あと2年しかなくて勉強しきったという気持ちになれない気がしてきた。

あくまで自分の場合の話ではあるが、これは大学で初めて留学してしまったデメリットなのかもしれない。

元々勉強は好きな方じゃないし、小学校から今まで勉強に対する楽しみを感じたことってそこまでない。

一応人並みの成績は取れてたけど、それ以上に意欲とか湧くことってあんまりなかった。

ところが今になって、これだけでいいのかなって思い出した。

特に母国語で勉強していないのもあるのか、いまいち自分の物にした実感というものがない。

一応テストも点数とって単位ももらってるし、他にも例えば台湾で民法を必修でやってたおかげで、日本の民法の勉強をする時もすぐ頭に入ってくる(大まかな部分はほとんど日本と台湾で変わらない)から、そういう点では大丈夫(?)なのかもしれないが。

 

ただ最後に母国語でもう一度、自分の好きな領域について勉強したいと思うことは結構ある。

ちょっと大学院に行こうかなと考えたりもする、実際問題たぶん行かないし最後は早くお金がほしいってなるとは思うけど。

 

母国語でもう一度、と書いたけど。

好きな領域だったら、別に台湾で院まで残るのもありなのかもしれない。

そもそも入れるかどうかという問題はあるが。

 

でも多分なんかプライド傷ついて、ちょっと迷ってるだけなんだろうな。

台湾自体は好きだけど、台湾での学生生活は決して長いことやろうとは思わないし。

 

Hsiao-Jen.