台湾初心者の戯言

台湾の大学を卒業した日本人が、日本社会の荒波に揉まれていくさま

帰りたくない

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ある時は台湾が好きと言い、ある時は日本がいいという。

情緒不安定かよ。

たった1ヶ月しか帰ってなかったのに、すでに台湾にいたことが記憶の海の遥か遠くに行ってしまった。

ほんとは来週日曜に帰るつもりだったが、あまりに帰りたくなかったのと、どうせすぐ四連休で授業が休みになるので、日程を少し遅らせてしまった。

いざ台湾に帰ってしまえばなんてことはないんだが、色んなものを置いて台湾に行かなきゃ行けないこの気持ちは、なんたるや想像つかない。

 

日本のさ、冬の夜ってやっぱりいいよなあ。

しんとした寒さで、夜道はちょっとお風呂の香りがしてさ。

実家だとあんまないけど、ちょっと西側に行くとそんな感じよ。ぼくはすごく好き。

将来は東京西部に、ちょっと無理して大きい家を買いたい。

 

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写真うつりが悪いことで有名なぼくだが、めずらしく盛れ写真撮れたので自己顕示欲を満たしておく。

 

ぼくはきみが好き

恋の山手線

恋の山手線

 

 

Hsiao-Jen.

 

夢喰い虫

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昨日か一昨日か、不思議な夢を見た。

チャリに乗ってて、横断歩道を渡ろうとしたら横のトレーラーに積まれてた「ゆりかもめ」の車両が落っこちてきて、下敷きになるという夢。一晩で二回見た。

間一髪頭には落ちず、背中とか肩のあたりに落ちてすげえ痛い痛いって夢だった。

あとで起きたら、肩がめっちゃ痛くて泣きながら湿布を貼ってバイトに行った。

 

ぼくは自分のことが冷酷な人間だと思ったことは、人生で今まで一回も思ったことがなかった。

あと人に対する自分の言動で心を傷めるような経験をしたことがあんまりなかった。

ちょっと前の話だけど、多分人に対してすごく酷いことをしたんだと思う。

酷いことをしたっていう感覚は正直あんまりない、あまりに冷たすぎて感覚がなかったのかもしれない。

まあとにかく、後で自分にしっぺ返しがくるんだとは思うから覚悟はしなきゃと思う。

でもぼくは現実主義者で完璧主義者なので、今回のことも仕方がない思うようにしている。

 

また最近ずっと大滝詠一さんの音楽を聞いている。

いつも音楽の話をするとすぐNiagaraだの大滝詠一だのって言ってるぼくだが、実は普段は百恵ちゃん・聖子ちゃん・ユーミン山下達郎スピッツスキマスイッチ東京事変椎名林檎Yellow Magic Orchestra・細野さん・ほか60'sの洋楽等々結構いろんな曲を聴いている。

んで最近はまたNiagara

青空のようにっていうNiagaraカレンダーに入ってる有名な曲があるんだけど、久々に聞くとすごく好きな曲だなあってなる。

にっこにこ顔 しっかめ面 きみはお天気屋さー。

ぼくもそういう人間なのかもしれない。

あくまで自分中心で、なるべく自分中心でうまくいく世界観を作れるように、これからも努力したいと思う。

 

Hsiao-Jen.

現実と非現実の狭間で

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随分と長いことブログを更新してなかった。

試験も一応無事に終わり、日本に帰国して早一週間が経ってしまった。残りは3週間。

この一週間ほぼ休みなく、バイトや金沢旅行とかをしていたら全然ネットに触る時間がなかった。

気づけば中毒のように使ってるTwitterも全然開いてなかった。

リアル充実していますアピールSNSであるところのInstagramぐらいだろうか、ちゃんと使ってたのは。

 

台湾にいて台湾がやっぱり好きなのかもしれないと書いたのと、4年で帰るのはもったいないと思うとぼくは確かに言った。

しかし日本に帰り国内旅行をすると、やはり日本にいたいという気持ちになる。

日本人なのに、周りが日本人だらけという状況に少し戸惑う時があるのは内緒だが。

やっぱり血は入れ替わらないし、そういう風にできているのだなとふと思った。

 

Hsiao-Jen.

 

中国語/台灣華語の拼音系統について(漢語拼音と注音符號)

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あけましておめでとうございます、昨年1年間このブログに足を運んでくださった方々ありがとうございました。

2019年も大学生活にもがき苦しみながら、適当に記事を書いていきたいと思いますので、みなさまどうぞよろしくお願いいたします。

まず最初に頭の写真について、年末知り合いと行った滷味がおいしかったのでシェア。

 - 白帝城川式滷味 公館總店

住所:臺北市中正區羅斯福路四段136巷8號

捷運公館站、國立台灣大學から徒歩圏内。

そこそこいい値段したのと、結構混んでいたので結構待ったんだけど、久々にちゃんとしたご飯を食べた感じ。

麻辣にしたからか、台灣の普通の滷味ってよりかはどちらかというと大陸寄り?っぽい味だった。

おいしかったのでまた贅沢できるときに行こうと思う、ビール片手に食べる滷味はうまい。台啤(台湾ビール)ほんとは金牌より經典がいいけど残念ながらここは金牌だけしかなかった。

 
本日の本題

さて本日の本題、数日ぐらい前にTwitterで中国語学習の上で拼音系統はどちらを使うべきかみたいなツイートを見かけた。

最近台湾界隈?の人たちをTwitterでフォローし始めたけど、おそらく発端は台湾界隈の日本人の人たちのツイートだと思う。

どういう経緯でそのツイートが広まったのかよくわからないんだけど、斜め読みする限りでは中国語学習時に用いる拼音系統の違いで発音がどうこうって話っぽい。

まずまず拼音系統っていうのは何かって話なんだが、簡単にいうと中国語の発音記号と思えばいいと思う。

日本人が中国語(ここでは所謂普通話と呼ばれる北京官話と、台灣華語を指す)を学習する上で、おそらくほとんどは「漢語拼音」と「注音符號」のどちらかを用いて、中国語を学習すると思われる。

なお台湾人は「注音」、中国大陸では「拼音」を使って中国語を学習する。

長くなりそうなので一旦区切る。

※なお途中でも言ってますが、ぼくは言語学は全く学んだこともなくど素人です。

あくまでいち中国語学習者としても個人的な意見ですので、そこの点ご了承下さい。

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なにかと葛藤の一年だった

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さっきはてなからメールがきてた、このブログも今日で1年経つんだって。

わざわざメールがきてびっくりした。でもそれ以上にこうやってメールが来ると改めて、よく自分が飽きずにブログ続けてきたよなあって感じ。

とにかく台湾生活での鬱憤や日々の悩みを吐き出すという点では、このブログはしっかり役目を果たしてくれている。

そして気づいてなかったが、案外見てくれてる人がいるみたい。

結構はてなを使ってない人が見てくれていたりするらしくて、それで余計に気づかなかった。私の拙作を見ていただいているみなさまに感謝。

 

もうすでに2年半近く台湾に住んでいるが、このブログを始めてから今までの一年もやっぱり葛藤だらけの一年だった。

大学3年生になってもやはり慣れないことには慣れないというか、居心地に対する違和感というのは常に感じる。多分それはもし10年20年住んでも同じだろうと思ってしまう。

生活習慣という点では随分なじんではいるのだが、どこか心の中でそういう風に感じる瞬間がある。理由は不明だが。

 

今週は火曜日に一個大きいプレゼンが終わり一気に肩の荷がおりた感じ。

元々人前でプレゼンとか苦手なのに、中国語を話さなきゃいけないのは毎回言ってるが非常に苦痛。

今回のはグループワークだったので、ぼくの部分はせいぜい3-4分だったのだがそれでも結構しんどかった。

ただ大学3年目にして初めて緊張の度合がマシになった気がする。

内容が多く時間制限ギリギリということもあり、自分の部分は必ず4分以内にしないといけないっていう厳しい条件ではあったし、当然グループ全体の評価に繋がるので適当にやるわけにはいかない。

まあでもとにかく無事終わったからよかった、自分の内容が半分を超えたあたりでいきなり緊張しだしたけど、もうその時には遅かったし一気に読み切った。

現状改善点はたくさんあるけど、それを今すぐあの場で解決できるなら人間はもっと最善手を選択し続けられる生き物になってるから。

 

1個前の記事でも言ったかもしれないが、最近やっぱりもうちょっと台湾にいようかなという気持ちが出てきている。

しょっちゅう日本に帰りたいとは言ってるし心の中でもそうなのだが、それは同時に早くお金を稼いで経済的にも独立したいということである。

ただたった4年で台湾から帰るというのも、少しもったいない気がしている。

かと言って自分の経済的ベースは日本に置きたいので。

というか多分そうしないと将来日本に帰るのが非常に厳しくなるし、台湾で生活基盤を置くというのは日本よりもお金がかかる。だって不動産価格だけ取ったって、あんなん誰が買えるんだよ、そっち方面の学者だって頭抱えてるんだから。

更に勉強好きじゃないくせにもうちょっと勉強したい、近代史かアジア情勢について学びたい。と思ってるから、大学院に行きたいという動機はそれなりにある。

しかし問題は、文系で院に行ってその先どうするかという問題だ。

おそらく大学はこのまま今の大学を卒業することになるけど、そのまま台湾にのこったら台湾で働く?それとも学術界に身を投じる?いや無理無理。

しかも今大学で学んでること(学科)なら、ぶっちゃけ大学出てすぐ仕事したほうがお金になると思うんだよね。

お金の話か、って言われるかもしれないが人生はお金がなくては何もできないでしょ。

何するのにもお金は必要だし、ぼくは自分がやりたいことを不自由なくできるぐらいお金を稼ぐのがモットーだから、そこも非常に大切。

ほんとこの気持ちを誰かに相談したいのだが、現状台湾に相談できる人がいない。

日本人も台湾人もみんな日本に行ってしまうから。

 

こういうことを考えてるうちに、日本に将来性はあるのか。

やっぱり日本から脱出するのもありなんじゃないかと思ったりもするのだが、かと言って台湾も安泰かって言ったら実際かなり微妙なのと、やはり血の中身は入れ替えられない。

きっと自分は日本に帰りたくなるから(というか今も常にそうだし)、とにかくいろいろなことが堂々巡りしてる。

 

昨晩はプレゼンが終わった安心感から反動で何もやりたくなくなってしまい、家に帰ってから長いこと寝てしまった。

というか昼前に帰ってきて、朝から何も食べずに夕方まで寝ていた。

起きてからいろんなことが一気に頭の中回って勉強できなかったので、家の下で叉鴨飯

買ってきてつまみながら深酒してしまった。

なるべくそういう時間は減らしていきたい、そう常に思っている。

日本にいても台湾にいても結構そういう時間はできてしまうが(台湾のが少ないとはいえ)時間を浪費しているだけなのでほんとにやめたい。

先のことを考えるのもいいが、目先のことも気を抜かずにやって実績を積み重ねなさいって自分に常に言い聞かすようにする。今まで以上に。

 

Hsiao-Jen.

 

 

 

台湾の大学あるある

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いかにも目次とかありそうな感じのタイトルだが、記事の中身は薄っぺらいです。

もうクリスマスなんだなあって感じ、バスの接近案内にメリクリって出るようになった。

ぼくは夜一人で帰るときにこれを見ると、背筋がぞわっとする。見た目が怖いのでやめてほしい、狂気じみてる。

 

12月も前半は30℃を超えたりとびっくりな気候の台北も、後半になり急に時期相応になる。

あまりに急すぎる温度変化のせいか、また風邪をひいてしまった。

一学期で二回も風邪なんてひいたことない、体温が38℃超えたのなんていつぶりだろうか。今まで体温計がなかったから、結構しょっちゅう出てたのかもだけど。

 

台湾の大学あるある

日本の大学はよくわからないけど、台湾の大学教授は授業中に生徒を当てて意見述べさせるのが結構好きである。

もちろん授業内容や教授によって全然違うけど、ぼくのように名前だけで即日本人だとわかるような名前だと、授業内容によっては急に当てられたりする。

今日は台湾近代史っていう一般教養の授業で、テーマはアメリカ元大統領トルーマンだったんだけど、熱っぽくて意識朦朧としてる時に突然「日本人の学生さ(クラス内にぼくしかいない)君は沖縄に対してどういう印象持ってる?ちょっと前にきて発表してみて」

え?いま?急に?100人ぐらいいるよね?しかも前に出て?

まず意識朦朧としてて前文聞いてなかったので、たまたま横にいた友人に教授が何言ってたかを言ってもらい、そこで事の重大さに気づく。みんなこっち見てる。

ぼくあんまり人前で発表とか好きじゃないんで、こういうのはほんとに「壓力很大」。

前に出るや教授に「名前と学科と自己紹介、出身地」って言われて一通り話した後、沖縄に対する印象ってどんなん?って聞かれて、いやあってなった。

質問が抽象的すぎたのと、考えてる時間もなかったので。

とりあえず「少なくともぼくのような世代は沖縄返還を経験した世代じゃないし、特別な印象は持ってないと思います。」

って言ってしまった、教授からの反応は「うん、これが普通の世間一般の日本人の反応だから。しかも彼は本土生まれ本土育ちだから。」って言われ、これはdisられてるのかな?とも思ったが、気にしないことにした。

とにかく台湾の教授って結構生徒当てるの好き、しかしぼくにとってはめっちゃストレス。いい経験だと思って前向きに捉えてるけども。

 

結構定期的にこういうイベントはある、先々週ぐらいも必修の授業で前週の宿題に対する教授の評価を話す時間があるんだけど、そんときに名前は上がらなかったが明らかにぼくの書いたレポートが取り上げられていた。

評価をされていたので心の中でガッツポーズしてたら、数分後に当てられて「わかんねえ…」ってなって焦った。

その質問自体はこれから学ぶ内容についてのことなので、わからなくて当然なのだがやはり「感受到很大的壓力」って感じ。

来週はぼくの大嫌いなプレゼンがあります、しかしやらなきゃいけないので逃げずにしっかり準備したいと思います。

 

将来に関する悩み

このブログ見ればわかると思うけど、ぼくは台湾にいるうち97%は早くこの国脱出して日本帰りたい。って気持ちなんだけど、残り3%はもうちょっと台湾で勉強したいな。

なんですよね、今やってることと全然関係ないことで修士課程に進みたいと思うことは結構あるんだけど、どのみち文系だし日本で就職したいということを考えている自分にとって、それを選択すると人生設計やり直さなきゃいけない可能性大なので、うーんって感じ。毎回うーんってなって思いとどまるんだけど。

学校が学校だからか、周りはエリートばっかりだし向上心高い子たちが多い。

そして結構台湾の大学生たちは簡単に院進するので(周りだけかな)、そういう意味でも結構考えてしまいがち。

社会に出るまでに誰かに負けないぐらい何かを極めたいってのが、多分心のどっかにあるんだと思う。

ちなみに院進できるとするなら、東アジア研究か台湾史研究かなあって感じ。日本研究ってのも結構あり。全部うちの大学にある。

当たり前だが、どの方向にも絶対的根拠あるメリットなんて存在しないので、あんまり慌てて決めないようにしようと思う。

 

寒い

しかしほんと12月後半になって寒くなってきた。

ぼくは新店というところに住んでいるが、今の家は夜になると室温が15℃まで下がる。

暖房はないのでどうしようもない、マジで湯たんぽを用意するレベルで寒い。

単純な寒さで言ったら日本の方が寒いのだが、台湾の寒さは気温以上に寒いのである。理由は湿度の高さ。日本にいると乾燥した寒さなので、湿気た寒さって体感することがまずない、多分それに体が慣れてないから余計に寒い。

あとは日本にいると、室内が寒いということはほとんどない。

実家はガスの床暖房があったから冬は暖かった。

日本にいた頃は、毎年のように長野の祖父母の家に行っていた。

山奥で夜は氷点下10数℃まで下がるぐらい寒かったが、あそこは石油ストーブと薪ストーブがあった。

しかし台湾の家は当然そんなものはない、外も室内も常にそれなりに寒い。

 

大概就是這樣

今天大概就是這樣、この間台湾人の先輩が日本から一時帰国してた時に「大概就是這樣」ってほんと便利な言葉だよねって話になった。

意味は特にないけど、調べればすぐ出ると思う。

台湾人はほんとすぐこれを使う(イメージ)、ぼくも日常的に多用する。ほんと便利。

 

最後に、先日もうずっと昔からTwitterで仲良くしてくれてる「にんじんちゃん」が、ブログで私の拙作を紹介してくれました。どうもありがとう。

carrot-lanthanum0812.hatenablog.com

変化にとんで、そしてにんじんちゃんの不思議な世界観に引き込まれる感じでぼくは大好きです。みなさんもぜひ。

 

 

The Surfer Moon

The Surfer Moon

 

 

Hsiao-Jen.

現実逃避の香港旅行

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以前からずっと言ってたけど、先週末はちょっくら香港に行ってきた。

もともと海外旅行は全然好きじゃないんだけど、何故だか香港だけはすごく好き。

去年も12月のちょうど同じような時期、多分このブログを始める前ぐらいに初めて香港に行ったんだけど、初めて海外旅行が楽しいと思った瞬間がその時だった。

なんやかんや小さい時にアメリカ西海岸に行ったり歩いてメキシコ行ったり、あとは台湾に行ったりとしてはいたんだが、正直今までは自分でお金を払ってまで海外に行きたいと思ったことはなかった。

というかむしろ、お金を払わなくても進んでも行きたいと思わないぐらい海外旅行ってなんか好きではなかった。

正直今も当分はアジアだけでいいやって感じなんだけどもね、とにかく英語をちゃんとやったらもっと楽しくなるなって思った。

そんな感じで旅行記ってわけでもないけど、たまには海外生活してます風アピールをしようと思う。

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