台湾初心者の戯言

台湾の大学を卒業した日本人が、日本社会の荒波に揉まれていくさま

小さな変化の積み重ね。

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この間カステラもらった時に、せっかくおいしい甘味があるのにそれに見合った飲み物がない。

そう思って久しぶりにインスタントコーヒーを買って来た。

やっぱりインスタントコーヒーはおいしくないなとか思いつつも、どこか不思議な安心感を覚えた。

よくよく考えてみれば実家にいた頃って、食後はなんやかんやデザートがあって、しかも気軽に自分の好きな日本茶買ってこれたり、親がストックしてあるコーヒー豆とか自由に挽いて飲めてたし、そういうのは祖父の代から受け継がれてる我が家での一種の「当たり前」のことであった。

台湾にいてもそれはできなくないけど、日本ほど気軽な行為じゃない。

というか、多分今までそれを揃えようとする気持ち的余裕がなかったのかもしれない。

日本で一人暮らししてたとしたら、意地でもそういう環境整えてたと思うし。

テストのストレスかわからないけど、気分が良くない夢を見たりする日が増えて来た。

そもそも環境変化に強い方の人間ではない。

とにかく思っていた以上に、当たり前を疎かにしちゃいけないと思った。

小さな変化の積み重ねはじきに致命傷になりかねない気がする、ちょっと大げさ過ぎるかもしれないけど。

もちろん環境に適応する能力も大切だけどさ。

カステラは甘さ以外に、大切なことをぼくに気づかせてくれた、改めて感謝。

 

Hsiao-Jen.