焼酎は芋、霧島は黒に限る。
あー、テスト終わりの黒霧島がうまい。氷がないから、トワイスアップ(?)にして飲んでるけど、芋焼酎ってほんとにおいしい。台湾でも安くで黒霧島売ってくれないかな。
というわけで大体中間テスト終わった。
当たり前かもだけど、テスト期間で一番嫌なのはテスト返却。
結果を見て一喜一憂、というかほとんどが落ち込むんだけどその前後が多分一番しんどい。
そんなわけで、しんどくなる前にこの時期やらなきゃいけないことをやってしまおう。
中間テストが終わる、ということはつまり今学期も大体半分が終了したことになる。
2月後半に台湾に戻ってきて大体2ヶ月、つまり今学期もあと2ヶ月ちょっとで終了ということだ。
今期はちょっとやることがあるので、実際に帰国できるのはもうそれから2週間ぐらい先の話だが。
というわけで、たまには真面目に(?)留学生活の一部を書いてみることにする。
中間地点でやらないといけないことたち。
もちろん黙って勉強していればいいだけの環境なら、この台湾生活だって多少楽になるであろう。
しかし実家暮らしでない以上、ある程度は学業以外の日常生活において面倒なことをやらないといけないのである。それは日本で一人暮らししてる学生と同じだけど。
ぼくは毎学期のちょうどこの時期、一瞬気持ち的にも緩んだこのタイミングで帰国前の面倒なことを一通り済ませるようにしている。
と言ってもやることは、帰りの飛行機を取ること・在留ビザの更新手続きの準備をする・来学期の住まいを確保する、この3つだけだ。
ぼくは冬休み夏休みとどっちも帰国するが、基本的にこれらの作業は夏の帰国前のが面倒だ。
冬の場合は飛行機を取ること以外必要がないので。
飛行機を取ろう、道筋が見えてワクワク?
飛行機を取る、ということは今学期の終わりが確定するわけだ。
泣いても笑っても、その日にはおそらく日本に帰れる。
目標が見えるので多少モチベーションが上がる。
というわけで飛行機を取ろうとするのだが、夏休みがいつまでかが確定しない。
他の大学はすでにスケジュール確定して出ているのだが、うちの大学は仕事が遅いのでまだ出てない、あー。
国際線って基本的に往復でチケット取るもんだから、どっちかが確定しないと非常に困る。
LCCは片道ずつ購入しても安いらしいけど、大手だと片道で取ると往復の倍ってこともある、というわけで絶対に往復で取らなきゃならない。
なもんで学生事務所にメールしたけど、さっきメールみたら数日事務所開けません。
みたいなメール来てたから、他の大学のスケジュール参考にして飛行機購入することにする。
飛行機高すぎ問題。
おもむろにJALのHPを開き、空席照会をする。
出発まであと2ヶ月半以上あるというのに、案外空席数が少ない。
これは毎回のことなのだが、今回はそんなことより飛行機が以上に高い。
日本円換算で前回より1万円近く高い、燃油サーチャージのせい?
ならLCC乗れって話なんだけど、LCCだと荷物を積もうとすると超過料金で結局大手と変わらないぐらいの値段を出さなきゃならなくなるから、だったら大手のがいいじゃん、ってなる。
留学すると荷物重くなるからさ…。PC2台だけで結構重さを占めてるし。
あとは1年生のころは訳あってJALがどこよりも最安値で取れたので、その時の流れで今でもJALにさせてもらってる。そういうところ本当に親に頭が上がらない。
つーかLCCとか狭いらしいし不便だし怖くて乗ったことないし、ANAは嫌だし、やっぱJALしか乗りたくないってのが一番の理由だけど。ついでにJALカード会員だからマイル貯まるし。
そんなわけで、親に頭を下げ本当にすみませんとメールを打ちつつ飛行機予約。
マイルも貯まるしいいよJALで、って言ってくれる寛大な親で本当によかった。
いつもわがままばっか言って本当にすみません。
いったん振り返る。
飛行機予約したということは、つまり帰国日が決まったのでそれまでにやらなきゃいけないことを逆算する。
まず大学関係のこと。今学期はやることが分散してるので大変だが、とりあえず半分なのでここまでのテスト結果とか自分の中での進捗状況をいったんしっかり振り返る。
んで期末までにやるべき計画を軽く作っておく、じゃないとあとで期末の時に慌てるので。
面倒くさい事務手続きたち。
続いて大学以外のこと、例えば在留資格の更新とかの準備。
台湾には就学目的で在留しているので、日本でいう在留カードのようなものが発行される。
しかしこれが就学目的だと(大学生はたぶん)最大1年しか期限を与えられず、毎年更新しないといけない。
大学生はだいたい8月末とか9月が更新時期のことが多く、申請時期になるとめちゃくちゃ役所が混む。
ぼくの場合は期限が8月末なので本来なら8月半ばに行かないといけないのだが、8月半ばは大体日本で遊びまくってる。
そのために台湾帰るわけにもいかないので、事情を説明して帰国前に更新を済ませないとならない。
これ更新しないと次回台湾に入国できなくなるので(できなくはないけど90日以上滞在できない・学校の在学資格に引っ掛かる可能性がある)、これも時期を決めていく必要がある。
発行に2週間ほどかかるので帰国日前2週間前ぐらいには申請に行きたいところだが、だいたいこの時期は期末テストに忙殺されるのが目に見えているので、慌てる前に日付を決めちゃう。
最後やっておかないといけないことは、次の一年の住居について。
今は寮に住んでいるが寮は基本的に1年しか住めず、毎年4月ごろに申請を出さないといけない。
去年はちゃんとネットで申請して書類を色々出したが、来年は寮に住まないことにしたので今年はやらなくて済んだ。
その代わり後で自分で住む場所を探さないといけなくなる、これについてはまだ未確定なことばかりなので、時期が来たら記事にするかもしれない。
ちょっと先のこと決めておかないと、モチベーション維持できない。
いくら台湾に来る前気合を入れてきているとはいえど、来てから毎日かかるストレスが蓄積されていくとモチベーションが押しつぶされてしまう。
なので一瞬気が休まるここの時期に、長期休暇やるべきことをなんとなく考えておくことにしている。
結局長期休暇直前になるとテストが忙しい、事務手続きが忙しい。
とかで考える余裕はないし、いざ日本に帰ると気が緩んで時間はあっという間に過ぎる。
器用なら同時に物事考えてるが、自分は超がつくほど不器用なので軽く計画を立てちゃおう。
まずは楽しいことから、旅行の計画を立てる。
旅行といっても、行先は99%国内旅行。しかも大体いつも行く場所は同じような場所。
というのも、ある程度の場所なら自分で車で行けるので計画を立てる必要がない。
ここで敢えて決めるのは、多少距離がある関西とか北海道とか、そういうところに行くための計画である。
行先を決めたら飛行機をさっさと取っちゃう、楽しみを作ってモチベーションを作る。
しかも今は良い時代、飛行機早く取るとめっちゃ安くでどこでも行けるし、なんなら大手だと25歳以下なら安いチケットが用意されている、その場合は当日直接空港に行って購入しなきゃならないが。
時間は有限。
楽しいことばっかがいいんだが実際そうもいかない。
いくら年間4か月近くは日本に帰ってるとはいえど、やはり日本に滞在できる時間はある程度限られてしまう。
だから日本にいる間にやんなきゃいけないことも、今のうちに決めておく。
今回に関して言えば、そろそろ来たる就活に関する云々を考えなきゃならないのでそれに関すること。
あといくつか取りたい資格があるので、それを取る。あるいは準備をする。
台湾・日本で遊ぶためにバイトを探す。
大きくわければこんなもんだろうか。
あんまり詳しくは書かないけども、将来的には日本に帰って仕事をしたいと思っているので、この少ない時間の中でできるだけやれる準備はしておきたいのである。
資格とかになると、台湾にいると物理的にどうしようもなかったりするから。
考えなくても、マジで残り時間が少ない。
あと何年台湾にいるか、そもそも大学出れるかもよくわからないところなんだが、とにかく時間があまりない。
最近どうしても惰行しがちになっているが、そんなことしてる余裕は全然ないのである。
今のうちにじっくり考えよう、考える余裕すらなくなるといよいよ不味い気がするので。
関係ないこと。
この記事を書いてる日、いつもあまり行かないエリアで授業があった。
ちょうどとなりの教室で日本人の学生・交換留学生が多く集まる授業があって、校内バスで移動中めっちゃ後ろから日本語が聞こえてきてびっくりした。
うちの大学も結構の数の日本人学生がいるらしいのだが、社会性が0なので数人しか知らない、しかもそのうちほとんどは東京時代から知ってる人たち。
後は知っていても顔見知り程度。学部全然違うから会わないし、あんまり日本人のコミュニティにずぶずぶ浸かりたくないので都合はいいんだけどね。
んで今日、初めましての日本人と一瞬会った。日本人の知り合いの知り合い、彼と同じ学科の同期らしかった。
2年いて未だに会ったことない同期の人とかいるのかー。
とか思いつつ、後で知り合いの彼に話を聞くと向こうはぼくの名前を知ってたらしい、超怖い。
どうも一部の日本人のコミュニティーでは、ぼくのことを知ってる人たちが結構多いらしくて、改めて深くかかわらなくてよかったと思った。
ほんとに社会性自分のなさ。
ほかのある程度日本人が多い大学とかだと、日本人学生会みたいなもんが存在するらしいけど、幸い?弊学にそういうのはないらしい。
なんか色々書いて思うけど、つくづく自分は海外生活というものに向いてないのかもしれないと思う。
以前も書いたが、元々海外旅行すら苦手なぐらい海外に恐怖感があったので、そういう意味ではなんで台湾に来てるのかも変なところであるが。
とにかく自分で選んできた以上は文句は言わないけど。
もう一つ。
今たまたま授業で日本統治時代の朝鮮半島に関するドキュメンタリーを見ている。
朝鮮民族のアイデンティティーをめちゃくちゃにされたという話とか、反日活動家たちの映像が流れている。
台湾にいるとよく、日據時代(日本統治時代)の話を聞くことがある。
台湾は比較的反日的な人が少ないが、それでもやはり非常に複雑な気持ちになる。
日本にいたら間違いなく感じることのなかった気持ちだ。
多くは語れないけど、海外生活のある意味いい部分を味わえてる瞬間かもしれない。
不謹慎な物言いかもしれないが、率直に言葉にするならそんな感じ。
夏が来たと思ったのにまた涼しさが戻ってきた、不思議な場所だ。
体調崩さないように頑張ろ、麻疹とかにかかったらシャレにならない。
Hsiao-Jen.